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2016年2月21日 (日)

BRAVISSIMO !

今週は忙しい毎日でした。


そんな一週間を過ごした週末の朝、

いつもより遅めにベッドを離れて、ゆっくり音楽を聴きながら
一杯のコーヒーを飲むのは、至福の時。


いつも朝はコーヒーを飲むことが多いのですが、
今日は、友人からいただいたお茶にしてみました。


1

LUPICIA(ルピシア)の「BRAVISSIMO(ブラビッシモ)!」


緑茶をベースに、ローズバッズ、マリーゴールド、
コーンフラワーの花がブレンドされていて、
見た目も華やかな茶葉です。

2


香りはマスカットっぽい、甘くてフルーティーな感じ。

さっそく飲んでみました。

3


甘い香りのすっきりとした味わいですが、「緑茶」としての深みは
あまりなく、本来の緑茶のおいしさのイメージからはちょっと離れていて、
ヨーロッパで飲まれているような薄めのグリーンティーといった感じ。

とはいえ、フレーバードティーとして楽しむのなら、
見た目も可愛らしいし、香りもよく、クセの少ない味で、
悪くはないです。


ちなみに、「Bravissimo(ブラヴィシモ)!」はイタリア語で、
クラシックコンサートやオペラ等の舞台でよく耳にする
「Bravo(ブラヴォ:素晴らしい)!」の最上級。

つまり、「最高に素晴らしい!」という意味なのですね。


なんだか、イタリア語のお勉強のようになってしまいますが、
(といっても、イタリア語は知らない私ですけど・・・^^;)、
イタリア語の形容詞には、フランス語と同じく、女性形・男性形に
加えて複数形があって、
男性・単数形のBravo(ブラヴォ)に対して、
女性・単数形がBrava(ブラヴァ)、複数形がBravi(ブラヴィ)だそう。

そして、それぞれの最上級がBravissimo、Bravissima、Bravissimi
・・・となるのだとか。


昔読んだオペラ解説の本には、ミラノのスカラ座の舞台では、
「ブラヴォ!」の喝采に交じって「ブラヴィ !」の声も聞こえることがある
・・・とありました。これは、歌手個人へではなく、その舞台全体への
賞賛の意味なのでしょうね。

また、イタリア人の中には、本来「ブラヴォ」は男性歌手への
言葉で、女性歌手へは「ブラヴァ」、複数の歌手の場合は
「ブラヴィ」が正しいという人もいるとか。
(英語ではすべて「ブラヴォ」のようですが・・・)



ところで、今回、「Bravissimo」という言葉を目にして、
真っ先に思い出したのが、ミュージカル「オペラ座の怪人」でした。


「オペラ座の怪人」の舞台を初めて見たのは、
もう20年以上も前、ロンドンのハー・マジェスティーズ・シアターでした。


場面は、主人公のクリスティーヌが、パリのオペラ座で
代役として大成功を収めた初舞台の後のこと。

控室へ戻ろうとした彼女の耳に、どこからともなく聞こえてきたのが
「Bravi, Bravi, Bravissimi・・・」というファントムの賞賛の声でした。


2004年の映画では、
このシーンが、舞台の直後に
一人礼拝室にいるクリスティーヌの場面に変わっていて、
ファントムの声も「Brava, Brava, Bravissima・・・」になっていました。

(この場面の動画を見つけました。0:20あたりです)



舞台版のファントムが、その日の公演そのものに賞賛を
送っているのに対して、映画版では、クリスティーヌだけを
褒めている感じでしょうか。

どうでもいいことかもしれませんが、大好きな「オペラ座の怪人」は、
ロンドンの舞台を結局4回見て、その後もロンドンオリジナル版の
CDを繰り返し聴いていたため、舞台版のセリフがメロディとともに
強く印象に残っていたせいか、初めて映画を見た時に、
あれっ?・・・と思ったところでした。

わざわざ映画版でセリフを変えるというのは、
やはり何か意図があるんでしょうか。


ところで、オリジナルキャストのサラ・ブライトマンは別格としても、
映画版のクリスティーヌを演じたエミー・ロッサムの歌唱力も
とても素晴らしかったですね。

(先程の動画の場面の前、クリスティーヌのオペラ座初舞台のシーンです)



代役として歌ってみなさい、と言われたクリスティーヌが
支配人たちの前で恐る恐る歌い始める姿から、オペラ座での
輝かしい舞台のシーンへ切り替わるところや、オーケストラピットの
床の通気口から地下の怪人の元へとカメラが進む様は、
映画ならではの演出ですね。

ちなみに、この場面で、ラウルはクリスティーヌの美しい歌声を聴いて、
拍手をしながら「Bravo!」と言っています。(2:22頃)


"Bravissima"な歌声を聴きながら・・・

みなさま、どうぞよい日曜日を♪

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日々のあれこれ」カテゴリの記事

コメント

何とエレガントな朝でしょう。
私はコーヒー党で、しかも最も手早い方法のそっけない入れ方、つまり、その工程を楽しめなくなりました。
先日中胃腸障害でコーヒーを一時止めていたとき、紅茶〔自宅では初めて〕入れたとき、少しはエレガントな気分を味わいましたけど、ドクターのお許しが出て今はまたコーヒーに戻りましたdelicious

〔オペラ座の怪人〕私は映画しか観ていません。それも大昔、私の生まれる以前に作られた映画を深夜テレビで観たのです。
物語は私の子供の頃少女雑誌などで観ていますからよく知っていますが、映画や舞台になるたびに少し原作のニュアンスが違っていますね。
私の観た映画は怪人はただただ不気味にメークなども凝ったものでした。当時怪奇俳優として有名な俳優が演じたのでなおさらでしょうね。

投稿: おキヨ | 2016年2月22日 (月) 12時27分

おキヨさんnote
昔は紅茶の方が好きでしたが、今は私も朝はコーヒー派ですcafe
コーヒー好きのおキヨさんなのに、胃腸障害で一時飲むことが
できなかったとは、大変でしたね。
今はドクターのお許しが出たとのこと、本当によかったです!
古い方の「オペラ座の怪人」と言えば、確か1920年代の映画ですよね。
私も何かのシーンをチラッと見たことがあるような気がしますが、
確かに雰囲気がだいぶん違っていたように思います。
ミュージカルも、アンドリュー・ロイド・ウェーバーのものではなく、
ケン・ヒル版も見たことがありますが、やはりテイストが違っていました。
それぞれの解釈、演出で、いろいろな舞台や映画があるのでしょうね。
とはいえ、ガストン・ルルーの原作小説は、まだ一度も読んだことが
ないんですけどね・・coldsweats01


投稿: hanano | 2016年2月22日 (月) 19時22分

こんばんは。
私も、朝はコーヒーから始まりますが、
最近は、紅茶を頂くことが多くなりました。
紅茶=イギリス、、そして優雅にティータイム。
ゆっくりお茶を頂く時間も大切ですよね。
オペラ座の怪人は、映画を観てから、
劇団四季の舞台を観ました。
私の一番の気がかりは、スワロフスキー社作製のシャンデリアでした(笑)
映画って、見るたびに印象の変わるものもありますよね。
あんなに感動したのに、それほどでもなくなったり、
その逆もあったり。
観る時の年齢にもよるのでしょうか。

投稿: kiri | 2016年2月22日 (月) 22時21分

hananoさん、こんばんは。

今日は香り立つ紅茶でお目覚めだったのでしょうか(優雅です:笑)。

私はほぼコーヒー党で日本茶も紅茶も年に数回しか飲まないかも知れません。その為か紅茶などを日曜の朝に飲んだ時には気分が変わり、1日が素敵に思えたりしますshine

オペラ座の怪人は私もハー・マジェスティーズ・シアターで3回見ましたが、いずれも夢のように素晴らしい舞台でした。昨年は舞台に向かって左側の最前列でしたので、出演者の細かな表情や息遣いも感じられる体験をしました。(オペラ座の怪人では左側で殆ど演じられますので、もしhananoさんも機会があれば左前方の席を確保してみて下さいね)。

映画の中でのブラヴォ(ブラヴィ)の使い分けに気づいたhananoさん凄いですgood

投稿: omoromachi | 2016年2月22日 (月) 23時27分

kiriさんnote
kiriさんも、朝はコーヒー派なのですね。
その時の気分次第で、紅茶や緑茶、いろいろな飲み物を
楽しむのもいいものですよね。
劇団四季の「オペラ座の怪人」は、私も、15年以上前ですが
一度だけ見たことがあります。
私は「ザ・ファントム・オブ・ジ・オペラ、わた~しだ~♪」という
歌詞の部分が気になって仕方ありませんでしたcoldsweats01
kiriさんはスワロフスキーのシャンデリアが気がかり・・・とは、
どんな感じだったんでしょう?
見る時の年齢や状況で印象が変わる感じ、とってもよくわかります!


omoromachiさんnote
日頃から寝起きの悪い私ですので、「香り立つ紅茶でお目覚め」
・・・という程、優雅なものでもないんですよcoldsweats01
紅茶にエレガントなイメージを持っていらっしゃる方が
多いことに今回気付きましたが、私のイギリスでの日常も、
ティーパックをポットに放り込んで、大きなマグカップで飲む・・・
という、あんまり優雅でないものでした。
omoromachiさんもコーヒー党なのですね。
気分によって、いつもとはちょっと違った飲み物を
選んでみるのも新鮮で楽しいものですよね。
「オペラ座の怪人」、ハーマジェスティーズシアターで3回見られたのですかshine
私が最後に見たのはもう20年以上も前ですから、omoromachiさんは
ずっとずっと新しいバージョンもご存知なのですねheart04
私もまた見る機会があれば、ぜひ左前方の席を確保したいと思います!


投稿: hanano | 2016年2月24日 (水) 00時20分

幸雲です。
なんとおしゃれな朝でしょう。写真が綺麗だなと思ってしまいました。

皆さんの話を拝見していると、コーヒー派と紅茶派の方に別れるようですね。
私の朝は、ほうじ茶の香りから始まります。
やかんでほうじ茶をわかし、香ばしい香りが部屋に満ちると心が落ち着き気持ちが目覚める感じがします。
コーヒーは職場に着いて飲みます。といっても、インスタントですが・・・。
でも仕事帰りに喫茶店でコーヒーを飲んで、本を読むのが大好きです。

投稿: 幸雲 | 2016年2月27日 (土) 00時17分

幸雲さんnote
コメントをどうもありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません。
写真を撮るのはあまり得意ではなくて、カメラにもほとんど
興味がないのですが、写真を褒めていただいて嬉しいです。
ほうじ茶、いいですね!
きちんと沸かしたほうじ茶の香ばしい香りで目覚めるのは、
本当に清々しいでしょうね。
私も好きで、お酒を飲まない夕食の時は、いつもほうじ茶です。
加賀棒茶も、石川県を訪れた際には必ず買います。
仕事帰りの喫茶店で、ゆっくりコーヒーを飲みながら読書
・・・というのも、とても素敵な時間の過ごし方ですね!

投稿: hanano | 2016年2月28日 (日) 13時19分

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