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2016年2月14日 (日)

タイのCM

日曜日の午後、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事では、たくさんの方からおすすめいただいた
感動の作品を紹介させていただきましたが、
今日は、前回ご紹介できなかったタイの保険会社のCM
(omoromachiさんのご推薦です)について、
紹介させていただきたいと思います。


タイのCMには感動的なものが多いと評判で、
世界的に評価の高いものや、国際的な広告賞を
受賞した作品も数あるとのこと。

YouTube などでもたくさん紹介されていますので、
ご覧になったことのある方も多いかもしれませんね。

私も、数年前にネットを通じて、いろいろなCMを知りましたが、
確かに、ある意味「ベタ」と思えるくらいストレートな表現で、
題材も、親子関係や家族の愛情、命など、感動ものの
"定番中の定番"といったテーマが取り上げられてます。

となれば、「いかにも、ありきたりだなぁ・・・」という印象を
受けるかと思いきや、見れば、きっちり感動させられる、
心を動かされて涙が流れる(時には号泣もの)作品である
というのは、さすがだな、と感じます。

こんなふうな、直球でシンプルなストーリーは、やや斜に構えがちな
若い時よりも、むしろ、さまざまな人生経験を重ね、それなりに
辛い思いもしてきた、ある程度の年齢になってからの方が、
深く心に響くような気がします。



さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、
今回は、そんな数多いCMの中から、私の印象に残ったものを
いくつか紹介させていただきたいと思います。


まず、ひとつめは、『Silence of love』

世界120か国に拠点を置くマーケティング会社
「Ogilvy & Mather(オグルヴィ・アンド・メイザー)」の
アジア支社が制作した、聾唖の父とその娘の物語です。


次は、引き取った子供たちを育てる、明るい「トイ母ちゃん」の話
『Melody of Life』

もし子供がいたとしたら、私も、こんな「母ちゃん」になりたかった!

・・・そんなふうに思うような、明るく、たくましく、愛情たっぷりの
トイ母ちゃんの姿は、ひとつの憧れの母親の形です。



3つめにご紹介するのは、夫婦の愛の物語。

人生の晩年、ともすれば暗く深刻になりがちな状況を、
どこかユーモラスに、美しく描いています。



この他にも、感動的なCMは、まだまだたくさんありますが、
私の個人的な気持ちとして、最後に家族や人が亡くなるものは
見ていてどうしても辛く、今回ここではご紹介させていただきませんでした。

テーマにしても、父や母と娘、息子との親子愛や家族愛、
夫婦の愛情、命、人の思いやりや、人生の価値など、
感動するポイントは、見る側の環境や境遇、その時の状況
などによってさまざまで、その度合いも異なることでしょう。

何に感動するかは、その人の人生における価値観と
言えるのかもしれませんね。


最後にひとつ、保険会社のCMではありませんが、
タイの携帯電話会社「TrueMove」のCMをご紹介します。




このストーリーは、1943年に亡くなった、Howard Kelly(ハワード・
ケリー)というアメリカの著名な産婦人科医の実話がベースに
なっているそうで、最後の「Giving is the best communication
(与えることは、最良のコミュニケーションである)という言葉が
とても印象的でした。

仏教の盛んなタイでは、僧侶や困っている人に施しをすることで
徳を積むことができると考えている人が多く、そんな社会背景も
影響しているのでしょう。

単なる刹那的な施しは、その人を本質的に助けることにはならず、
時には、悪影響すら及ぼすことがある、と考えていた私ですが、

初めてこのCMを見た時に、与える側と与えられる側、
双方の心の中に強く美しい信念があれば、それは、きちんと
輝くのだと、そして、そうだと信じたい・・・と、強く感じました。


感動の作品を2回にわたってご紹介させていただきましたが、
この記事を書きながら、CMを見返して、またまたティッシュを
消費してしまった私です(笑)

それではみなさま、よい週末の夜をお過ごしください。

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ココロとカラダ」カテゴリの記事

コメント

hananoさん、こんばんは。

私のダラダラとしたコメントに応えて頂き本当に感謝しています。このブログで再度、動画を見ました。いけません、どれもやはり号泣ですcrying

書いてあるように「ベタでストレート」な物語りだと思います。私も年を取ったせいなのでしょうか、このようなありきたりの物語りに感動するようになりました。

どうなんでしょう、人が信じられなければ、何も感動しないのではないでしょうか? こんな綺麗事の世界はないと信じられないなら最後までも観る価値もないCMだと思います。

人間、いい人もいれば悪い人もいます。人を観る目は大切ですが、いい人がいることをいつまでも信じて生きてゆきたいと願っているのです。

素直な目で感動してみたいです。なんて人間って素敵なんだと・・hananoさんありがとうwine

投稿: omoromachi | 2016年2月14日 (日) 21時43分

omoromachiさんnote
「ダラダラとしたコメント」だなんて、とんでもない!
いつも、心のこもったメッセージをいただいて、こちらこそ感謝しています。
今回もomoromachiさんのおかげで、改めてこれらのCMを見直す機会が得られました。
ふと思うのですが、本当に大切なことというのは、言葉にすると、誰もが
「そんなの当たり前だよ」というような、「ありきたり」のことなのではないかな、と。
頭では理解しているつもりでも、心の奥深くから本当にわかっている人は
そう多くはないんじゃないのかな・・・なんて感じたり・・・
それが、年齢を重ねることによって、少しずつわかることが増えていくような
気がしています。
いいことも悪いことも経験して、それでも、「なんて人間って素敵なんだ」と思える
人生は、最高に幸せだと思うし、そんなふうに生きていけたら、と私も願っています。
ありがとうございます。

投稿: hanano | 2016年2月14日 (日) 23時57分

これが仏教国タイのコマーシャル。誰もが心打たれる物語になっているんですね。
最初の、聾唖の父親を持った多感な少女の物語身につまされました。
私自身中高生の頃、無学な父親に対する感情がこの少女に重なりました。60年ぶりに父を思って涙が出ました。

老夫婦のコマーシャルは身につまされますね。

最後の作品は以前一度見たことがあり感動しました。
いずれも心打たれる物語になっていますね。
こういう作品を見ると、人間の性善説を強く信じます。

日本で起きている最近の諸々のニュースに暗澹たる思いを禁じえないのですが、いま貴ブログを拝見し、なにか清々しいものに触れた気がしています。

アリガト、hananoさんlovely

投稿: おキヨ | 2016年2月15日 (月) 13時47分

おキヨさんnote
親しいタイ人の友人から聞いた話ですが、タイの男性の
多くは生涯に一度は僧侶として出家するらしく、職場には
「出家休暇」という有給制度まであるそうですよ。
日本と同じような仏教国ですが、信仰の度合いはもっと深いのでしょうね。
身につまされるもの、心に響くものというのは、やはり
自分自身の環境や経験と強く結びついているのだなと、私も感じます。
最後の作品は、以前のブログで一度紹介したことがありました。
世の中にはいろいろなことがありますが、やはり、
人を信じて生きていきたいと思いますよね。
こちらこそ、いつも真摯に記事に向き合ってくださって
本当にありがとうございます。

投稿: hanano | 2016年2月15日 (月) 19時12分

hananoさん、こんばんは(^^)

「泣く」お話に簡単にはコメントできなくて
それでも共感したり涙したりしながら
読ませていただきました。

感情を面に(表に)出すことは
時によって良いとばかりは言えませんけど
心を動かされて涙を流すことは
人としてとても大切なことかと思います。

hananoさん、そしてコメントでご登場の皆さま
本当にありがとうございます♡

投稿: はなのいろ | 2016年2月17日 (水) 23時25分

はなのいろさんnote
"泣く"ということは、人によって、それぞれ
状況も気持ちもさまざまに異なるものですものね。
「簡単にはコメントできない」とおっしゃるはなのいろさんは、
それだけ深く真摯に記事に向き合ってくださっていたのでしょう。
本当にありがとうございます。
相手のことも考えず、誰かに自分の感情をありのままに
ぶつけることは、時に、迷惑であり、困ったことでしょうが、
自分の気持ちを無理に抑え込まず、心に負担をかけないために
泣くことは、きっと自分自身を楽にしてくれるのでしょうね。
いつも心のこもった言葉をありがとうございます^^

投稿: hanano | 2016年2月18日 (木) 19時35分

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