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2016年4月11日 (月)

Don't Worry, Be Happy

年度初めの日々、何かと慌ただしく過ごしているうちに、
季節は桜の花から鮮やかな緑へと変わりつつありますね。

みなさん、今年の桜は、楽しみましたか。


1


私は、ゆっくり花の下でお弁当を広げるような時間はなかったけれど、
それでも、身近な桜の木のつぼみが膨らみ、きれいな花が咲き、
散っていく様子を、日々眺めることができました。

こんな毎日を普通に送ることができるのが、幸せなのでしょうね。



ところで、前回の記事では、たくさんの方々から推薦いただいた曲を
紹介しましたが、記事へのコメントでもまた、新たな方たちから
いくつかの曲を教えていただきました。

今日はそんな曲を数曲、ご紹介させていただきます。



まずは、
ご自分の好きな曲をブログに紹介するコーナーを設けて
BGMにして聞いていらっしゃるというプロフユキさん 

 「その中では自分にとって自信を持たせる音楽は
 尾崎紀世彦の『マイウェイ』であり、ふるさとを思い出させる
 ドミンゴの『ふるさと』であり、ハンデイキャップを乗り越え
 頑張っている佐野有美の『歩き続けよう』です。
 終わりの2曲は涙なしには聞けません」

・・・とおっしゃっています。


私は残念ながらどの曲も聴いたことがなかったので、
さっそくYouTubeで探してみました。



尾崎紀世彦さんという歌手は、「なんとなく名前は聞いたことがある」と
いった感じでしたが、とても伸びやかで素敵な歌声の方ですね。

日本語のマイウェイも、まさに「人生」といった感じで、
年齢を重ねれば重ねるほど、しみじみと心に響いてくる
歌詞なのだろうと感じます。


尾崎紀世彦 - 「マイ・ウェイ」



「ふるさと」は、東日本大震災の1か月後、外国の演奏家らの
来日キャンセルが相次ぐ中、むしろ強く希望して来日したという
プラシド・ドミンゴのNHKホールでの演奏会のもの。

アンコールで、彼の英語でのメッセージの後、この曲が歌われると、
会場にはハンカチで涙を拭う人々の姿がたくさんあったといいます。


プラシド・ドミンゴ - 「ふるさと」
 (2011年4月10日 NHKホール)


3曲目の佐野有美の「歩き続けよう」も、明るく、励まされ、
力のわいてくるような曲でした。

プロフユキさん、どうもありがとうございました!


お二人目は、junistoosexyさん


前回の記事に掲載したsnufkin♪さんの元気の出る曲
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「DO YOU BELIEVE IN LOVE」 は、
彼にとっても"格別"とのこと。

そんなjunistoosexyさんのご推薦は、omoromachiさんもお勧めの
Bobby McFerrin(ボビー・マクファーリン)の
「Don't Worry, Be Happy」



2

 

アメリカのジャズ系アカペラ歌手、ボビー・マクファーリンが
1988年にリリースしたこの曲は、楽器を使わず、リズムや
ベースなどを自分の声だけで多重録音して完成させたもので、
グラミー賞3部門に輝く大ヒットとなりました。

同年の映画「カクテル」の中でも使われていましたね。

Bobby McFerrin - 「Don't Worry, Be Happy」




いい意味で能天気なメロディーは、肩の力がふっと抜けて、

"なんとかなるさ、心配しないで楽しく行こう"

・・・と、そんな気分にさせてくれるような、
ポジティブ・ソングの王道のようなこの曲、私も好きです。




ところで、この曲のタイトルで、歌詞の中でも繰り返される
「Don't Worry, Be Happy」というフレーズですが、

これは、インドの神秘家で霊的指導者だった
Meher Baba(メハー・ババ)(1894-1969)という人が
その指導の中でよく使った言葉だそう。

これには、

 "Do your best. Then, don't worry; be happy in my love. I will help you."
  (ベストを尽くして。そして、心配しないで、私の愛の中で幸せに。
  私があなたを助けてあげる)

とか、

 "Do your best. Then, don't worry; be happy and leave the result to God "
  (ベストを尽くして。そして、心配せずに楽しく行こう。結果は神に委ねて)

とか、いくつかバージョンもあるようです。


1960年代には、このメッセージの省略形が記された
スピリチュアルカードやポスターが作られ、ヒッピー文化が
盛んだった当時のアメリカでも広まったそうです。


3_2

  (Meher Babaのカード)



1988年、マクファーリンは、Tuck & Patti(タック&パティ)という
ジャズ・デュオの夫婦が住むサンフランシスコのアパートにあった
同様のポスターを見かけ、この言葉に感銘を受けました。

そして書き上げたのが、この曲、
「Don't Worry, Be Happy」でした。



"
Do your best. Then, don't worry; be happy and leave the result to God "

メハー・ババのこの言葉は、「人事を尽くして天命を待つ」という
ことわざにも通じるように感じます。

このことわざも、南宋初期の儒学者・胡寅による『読史管見』の中の
「人事を尽くして天命に聴(まか)す」という言葉に基づいているそうで、

結局、世界は広いようでも、人間の考えること、感じること、願うことは、
同じような、根っこの部分は通じるところがあるのでしょうね。



ところで、もう20年くらい前のドラマ、「ロング・バケーション」にも
このフレーズが登場していました。

木村拓哉と山口智子が主演して大ヒットしたドラマでしたが
(・・・という私は、当時は見ていませんでしたが)、
主人公の木村拓哉が住むマンションの屋上にあった看板。


4_2



20代の若い人は記憶にないかもしれませんが、
もっと年上の方たちは、覚えていらっしゃるのではないでしょうか。



人生、いろんなことがありますね。

人それぞれ、心配事も、大変なことも、しんどいことも、さまざま。

それでも、

"Do your best. Then, don't worry; be happy
 and leave the result to God"


宗教的な意味ではないけれど、
そんな気持ちで、日々を過ごしていきたいな、と
今日は、そんなふうに感じました。



それではみなさま、今週もいい一週間を♪


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コメント

Don't Worry, Be Happyの詳しい情報ありがとうございます。
深い意味があったんですねぇ。
まさに「人事を尽くして天命を待つ」ですね。
さて、まず人事を尽くさなきゃ・・・

投稿: junistoosexy | 2016年4月11日 (月) 19時26分

hananoさん、こんばんは。

今回も素敵な記事有難うございます。
皆様方が紹介してくれている曲にはそれぞれの味わいがありますね。

尾崎紀世彦さんは私達の年代では「また逢う日まで」で有名な歌手で、当時から歌唱力は抜群で和製トム・ジョーンズなんて言われていました。「マイウェイ」は生前いろいろな影を落としたこともあったフランクシナトラが最後に辿り着いた曲として当時、感慨深く聞いていました。

2011年ドミンコさんの公演はテレビで見ていました。まさか「ふるさと」を日本語で歌うことは想像していませんでしたし、被災者に向けたメッセージを読み上げてくれたことに感激しました。

佐野有美さんに関しては、沖縄のローカルなテレビのCMで流れていましたので存じ上げていました。「歩き続けよう」も彼女が唄うから心に伝わって来るのだと思います。

Bobby McFerrin 「Don't Worry, Be Happy」のビデオ見ていて肩の力が抜けてきますね。もうあんなに悩んでいたのがバカらしく思える程ですheart04

Meher Babaについて初めて知りました。インド恐るべしですね。多くの音楽家,哲学者にも影響を与えた国かも知れませんね。

沖縄の方言にも「なんくるないさー」という言葉があります。現在は「なんとかなるさ」的な楽観的すぎる使われ方が多いのですが、本当の意味は「全てをやり尽くしたから」「一生懸命にやったから」そのあとはもう「なんくるなゆさー」なのです。日本語の「人事を尽くして天命を待つ」と同じ意味合いでしょうか。

何処の国とか人種とか宗教とかを越えて人類に対する許しの言葉かも知れませんね。

そう言えばドリス・ディ(Doris Day)さんが唄った「ケ・セラ・セラ」も同じ様なニュアンスのある曲でしょうか・・つい思いだしてしまいました。

今回も長々とすみません。

投稿: omoromachi | 2016年4月11日 (月) 20時15分

おっ.ずっと,音楽の話が続いていますね.
楽しいですんで,しばらく続いたら良いですね.
でも,音楽に詳しいのですね.

投稿: HAWK2700 | 2016年4月11日 (月) 22時12分

junistoosexyさんnote
「Don't Worry, Be Happy」
耳に馴染んだフレーズですが、こうして考えると
なかなか奥深い意味があるんですね~
確かに、自分のベストを尽くしてやることをやってしまえば、
後は、くよくよ心配してもしょうがない!
・・・というものの、私もついつい怠けて安きに流れ、
「人事を尽くす」以前の段階なことがたびたびです^^;

omoromachiさんnote
音楽の力って、やっぱり大きいですね。
今日はomoromachiさんのブログで優しい歌声を聴いて
心がホッとしたようでした。ありがとうございます。
尾崎紀世彦さんの「また逢う~日まで~♪」という曲、記憶にあります!
最近の日本にはあまりいないような(私が知らないだけかも知れませんが・・)、
素晴らしい歌唱力の歌手ですね。
NHKホールでの「ふるさと」は、YouTubeの動画だけでも
感動が強く伝わってきました。
佐野有美さんという方は、今回初めて知ることができました。
ここを訪れてくれるのは男女ともに年代もさまざまな方々で、
いろいろな世界を教えてくれて、私自身の視野も広がりとても楽しいです。
Bobby McFerrinの「Don't Worry, Be Happy」のビデオは、
おとぼけな感じがふっと気持ちを明るくして、肩の力を抜いてくれますね。
「なんくるないさー」には、そういった意味が含まれていたのですね!
ますます好きな言葉になりました。
「ケ・セラ・セラ」も同じようなニュアンスでしょうね。
世界中のそんな言葉について、今度記事を書いてみたくなりました。
いつも素敵なコメントをありがとうございます^^

HAWK2700さんnote
あ、お久しぶりです!
ブログにご訪問いただいて、コメントありがとうございます。
記事を楽しんでくださって、本当にうれしいです。
HAWK2700さんも音楽と映画がお好きですよね。
私は、音楽はロックにクラシック、ジャズにボサノバ、
ワールドミュージック系に民族音楽、その他いろいろと
かなり雑食系で、ジャンルを問わず好きなものは好き
・・・といった感じで聞いていますので、決して
詳しいわけではないんですよ。
また、映画や音楽の話をさせていただきますので、
ぜひぜひ遊びに来てくださいね♪

投稿: hanano | 2016年4月12日 (火) 00時58分

こんばんは。
午前中にも訪問しましたが、音楽をじっくり聞くのはやはり深夜ですね♪
尾崎紀世彦は好きな歌手でした。日本人離れ〔ハーフでしょうか?〕この〔マイウェイ〕もそうですが、トムジョーンズやエンリコ・マシアス、アンディー・ウイリアムス、などボリュームのある歌手たちの声に引けを取りませんね。みんな私の時代の歌手たちですが。。。coldsweats01
この画像のドミンゴさんはだいぶスマートな体型になっていますが、美声はそのまま。。。こういう方たちの声はほとんど楽器、しかも名器という気がします。
このオペラ3人組が最も活躍した頃私も夢中になりました。lovely

ボビー・マクファーリン
私にはなじみの薄い歌手ですがいかにもアメリカ的な曲で、かっこいいですねぇ。。。

私が拒否反応なく聴ける曲となるとかなりさかのぼらなければなりませんbleah

投稿: おキヨ | 2016年4月12日 (火) 23時31分

おキヨさんnote
こんばんは^^
朝型生活が健康的なのはわかってるのですが、
夜は、自分の好きなことをゆっくりするには、
やはり落ち着いていい時間ですよね~♪
おキヨさんも尾崎紀世彦がお好きでしたか。
今までじっくり歌を聞いたことがありませんでしたが、
歌唱力のあるいい声の歌手ですね!
「和製トム・ジョーンズ」とも言われていたと伺いました。
優れたオペラ歌手の声というものは、何よりも素晴らしい楽器だなと
私も感じます。ドミンゴ,パヴァロッティ,カレーラスの
3大テノールのCDもいろいろ持っていて、よく聞きますよheart04
ボビー・マクファーリンのこの曲は、本当に気持ちが明るくなりますねhappy01

投稿: hanano | 2016年4月13日 (水) 19時30分

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